岐阜県内分譲マンション(築26年・鉄筋コンクリート造(RC造)・地上10階建・延床面積約7,200㎡・全80戸)

建物点検実績 【実例64】 分譲マンション

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1.点検概要🏗️  📍点検目的  ・ 外壁タイルの浮きやひび割れ、屋上防水層の劣化箇所を早期に発見し、大規模修繕計画の基礎資料とするため  📍使用機材:4K カメラ搭載ドローン(DJI製 AIR3シリーズ〕 2.点検実施状況  📍 建物外壁(南・西・北面)の可視光撮影によるタイル・シーリングの劣化確認  📍 赤外線カメラによる外壁タイル内部の浮き・雨水侵入箇所の検出  📍 屋上防水層及び設備基礎周辺の温度異常の確認  📍特別対策  ・ 居住者のプライバシー配慮のため、撮影範囲・角度を事前に制限し、掲示板・チラシによる周知を実施  ・ ドローン飛行安全確保のため、事前に風速・電波状況を測定し、飛行高度を最大30mに制限 3.点検結果💡  📍 北面中層部のタイル目地付近で局所的な温度上昇(+2.5℃)を検出。浮き・剥離の進行が疑われる。  📍 屋上防水層のドレン周囲に熱分布の異常があり、防水材の劣化及び雨水滞留の可能性。  📍 西面バルコニー下部に微細なクラックを確認。経年劣化によるひび割れ進行の兆候。 4.効果✨  ・ 足場を組まずに高所外壁の状態を安全・短時間で確認可能。  ・ 赤外線解析により、外観では確認困難な内部劣化を検出  ・ 劣化箇所を画像データ化し、管理組合や施工業者と共有しやすい  ・ 早期発見により、修繕範囲の最適化・工事費削減が期待できる