愛知県内製造工場併設倉庫(築20年・鉄骨造2階建・延床面積約5,600㎡)

建物点検実績 【実例66】 製造工場

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1.点検概要🏗️  📍点検目的  ・ 屋根及び外壁の劣化・漏水箇所、太陽光パネルの異常発熱部位を確認し、メンテナンス計画に反映するため  📍使用機材:4K カメラ搭載ドローン(DJI製 AIR3シリーズ〕 2.点検実施状況  📍 倉庫屋根全面(折板屋根)及びソーラーパネルの赤外線撮影位よる温度異常解析  📍 外壁スチールパネル及びシャッター部の可視光撮影による腐食・浮き確認  📍 雨樋・排水ドレン周辺の状態点検と赤外線画像による水分滞留検知  📍特別対策  ・ 工場稼働時間中の安全を考慮し、日曜午前中に飛行実施  ・ 高温環境下での誤検出を防ぐため、赤外線撮影を朝方(気温20℃前後)に限定  ・ 可燃物付近の飛行を避けるため、立入禁止エリアを設定 3.点検結果💡  📍 倉庫屋根西側のソーラーパネル群で局部的な温度上昇(+6℃)を確認。パネル内部セルの劣化または配線異常の可能性。  📍 外壁南面のパネル接合部に錆の進行を確認。ボルト周囲で腐食拡大の傾向。  📍 屋根北側ドレン周囲で水分滞留を検出。防水層の膨れ・劣化が進行している可能性。 4.効果✨  ・ 高所作業を行わず、安全に屋根・外壁全体の状況を把握可能。  ・ ソーラーパネルの異常発熱箇所を特定し、早期修繕により発電効率を維持。  ・ 赤外線データにより、目視では発見できない漏水リスク箇所を可視化  ・ 定期点検のデータ比較により、劣化進行の定量的管理が可能。