岐阜県内の2階建て一戸建て住宅(築10年・木造2階建)

建物点検実績 【実例9】 2階建一般戸建住宅

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1.点検概要  📍点検目的  ・ 屋根・外壁・雨樋の劣化や断熱状態の確認  ・ 将来的な補修計画の作成  📍使用機材:4K カメラ搭載ドローン(DJI製 AIR3シリーズ〕 2.点検実施状況🏗️  📍 屋根点検  ・ ドローンで屋根全体を上空から撮影し、瓦の割れやズレ、コケや苔の発生状況を確認。  ・ 赤外線カメラで瓦下の断熱材の熱損失雨漏りの兆候を確認。  📍 外壁点検  ・ 外壁のひび割れ、塗装の剥がれ、シーリング材の劣化を撮影。  ・ 赤外線カメラで壁面内部の湿気滞留箇所や断熱不良箇所を確認。  📍雨樋・軒天点検  ・ 雨樋の詰まりや変形、軒天の変色・腐食をドローンで撮影。  ※特別対策:住宅周囲の敷地が狭いため、飛行経路を事前に設定して民家や電線に接触しないように制御。        近隣住民に事前告知し、プライバシー保護のため窓面は斜めから撮影。 3.点検結果💡  ・屋根瓦の割れ・ズレ(南側屋根瓦に3枚の割れ、5枚のズレを確認)  ・外壁のひび割れ・塗装剥がれ(北面外壁に5か所のクラック、東面に塗装剥離箇所を2か所確認)  ・雨樋・軒天の劣化(雨樋に軽度の変形箇所、軒天に一部変色・湿気痕を確認)  ・断熱・湿気異常(赤外線カメラで北面1階の壁に湿気滞留の兆候を確認) 4.効果✨  ・ 高所作業を行わず、安全に屋根・外壁を確認できた。  ・ 目視では確認しづらい瓦の割れやひび割れ箇所を正確に把握。  ・ 赤外線カメラによる湿気や断熱異常の確認で、将来的な補修計画を立案可能。  ・ 点検結果を写真・赤外線画像で記録することで、施工業者との補修打ち合わせが効率化。  💡補足:実際の現場では、屋根の南側は日照の影響で劣化が進みやすく、北側の湿気滞留は屋根形状や雨樋の排水効率が関係しています。ドローンと赤外線カメラを組み合わせることで、このような微妙な劣化も見逃さずに記録できます。