岐阜県内一般住宅 (築20年・木造2階建て)

建物点検実績 【実例32】 一般住宅

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1.点検概要🏗️  📍 点検目的  ・ 屋根・外壁の経年劣化及び雨漏り原因箇所の特定  📍使用機材:4K カメラ搭載ドローン(DJI製 AIR3シリーズ〕 2.点検実施状況  📍 ドローンによる屋根・外壁・雨樋の全周撮影(高度10〜30m)  📍 赤外線カメラでの外壁及び屋根裏付近の温度異常検出  📍 撮影データをクラウド上で解析し、劣化・浸水箇所を特定  📍特別対策  ・ 現地は隣家との距離が近いため、飛行ルートを垂直型に限定し、ホバリングを中心に撮影を実施。  ・ 赤外線撮影は外壁が最も温度差を示す午後3時に実施。  ・ 風向きを考慮してドローンを北西側から飛行させ、反射光の影響を軽減。 3.点検結果💡  📍 屋根棟板金の浮き・釘抜け    ドローン高解像度画像により、屋根棟部で釘の浮きが2箇所確認された。    風圧による緩みが進行しており、次回の台風時に飛散する可能性あり。  📍 赤外線カメラによる温度異常(外壁北面)    外壁北面1階部分にて局所的な温度上昇を検出。    内部に湿気がこもっている可能性が高く、雨水侵入または断熱材の含水が疑われる。  📍 軒下木部の塗膜剥離及び軽度の腐食    赤外線では異常は見られなかったが、可視光映像で塗装面の浮き・剥離が確認された。    今後の劣化進行防止のため再塗装を推奨。 4.効果✨  ・ 屋根の高所作業を行わずに劣化箇所を正確に把握でき、安全性と作業効率を両立。  ・ 赤外線解析により、目視では見逃しやすい内部浸水を早期に特定。  ・ 点検後すぐにデータを解析し、その日のうちに報告書を提出可能。  ・ 画像データを基に修繕業者との打ち合わせがスムーズになり、工期短縮とコスト削減を実現。