愛知県内アパート(築25年・木造2回建・延床面積約380㎡・全8戸)
建物点検実績 【実例88】 アパート
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Before
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After
1.点検概要 📍点検目的 ・ 外壁・屋根・防水層等の経年劣化状況を把握し、再塗装・補修・改修計画の立案資料とする。 📍使用機材:4K カメラ搭載ドローン(DJI製 AIR3シリーズ〕 2.点検実施状況 📍 屋根(スレート瓦・棟板金)の可視光・赤外線撮影による浮き・腐食確認 📍 外壁サイディング・シーリングの赤外線解析及び目視クラック調査 📍 バルコニー・防水層・排水ドレンの状態確認 📍特別対策 ・ 建物の一部が道路に面しており、通常のドローン飛行が困難なため、抵高度ドローン+ポールカメラ併用点検を実施。 隣地・通行人への安全確保を徹底。 ・ 赤外線撮影は、朝方(放射冷却後)と午後(加熱後)の2回実施し、温度差による内部湿潤箇所の特定精度を向上。 3.点検結果💡 📍 屋根棟板金の一部で錆・固定釘の浮きを確認。風雨時に飛散の恐れあり。 📍 北面外壁サイディングに膨れ・浮きが複数箇所みられ、内部断熱材の湿潤が疑われる。 📍 バルコニー防水層(FRP)のひび割れ・表面摩擦を確認。下階天井に軽度の水染み跡もあり。 4.効果✨ ・ 高所・狭小部も足場不要で安全に点検可能。 ・ 赤外線解析により内部浸水リスクを非破壊で把握。 ・ 補修箇所を明確化し、優先順位に基づいた修繕計画が可能。 ・ 点検データを定期管理することで、将来的な大規模修繕コストを抑制。
