愛知県内分譲マンション(築5年・鉄筋コンクリート造8階建・延床面積3,800㎡)
建物点検実績 【実例90】 分譲マンション
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Before
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After
1.点検概要🏗️ 📍点検目的 ・ 新築から5年が経過したことに伴い、外壁及び屋上防水層の経年劣化・雨水侵入リスクの有無、 今後の予防保全及び中期修繕計画の参考とするため 📍使用機材:4K カメラ搭載ドローン(DJI製 AIR3シリーズ〕 2.点検実施状況 📍 屋上防水シート・共用廊下屋根の赤外線撮影による膨れ・水分滞留の有無確認。 📍 外壁(RC打ち放し部、サイディング部、シーリング目地)の可視光・赤外線併用解析・ 📍 バルコニー・雨樋・排水口等の排水機能及び詰まり・漏れの有無点検。 📍特別対策 ・ 市街地の高層建物であるため、ドローン飛行に関して近隣建物・電波環境を事前調査し、安全範囲内で飛行を実施。 ・ 外壁の一部は日照条件が異なるため、午前・午後の2回赤外線撮影を実施し、温度変化を利用して特定精度向上。 ・ 屋上防水層について、散水後に赤外線撮影を行い、微細な膨れ・水分滞留を再確認。 3.点検結果💡 📍 屋上防水層の保護モルタル下の一部で温度ムラ(約0.5から1.0℃)を確認。 📍 南面バルコニー側の外壁にヘアクラックを複数確認。 📍 南西面・日射強い箇所で細かい表面亀裂・硬化の初期劣化を確認。 4.効果✨ ・ 高所・高層部の点検を足場なしで安全・短時間に実施可能。 ・ 赤外線解析により、表面上では判断できない水分滞留を早期に発見。 ・ 外壁・防水の劣化傾向をデータ化し、補修時期を定量的に判断可能。 ・ 定期的なドローン点検データを蓄積し、長期修繕計画の精度を向上。
