愛知県内マンション(築10年・鉄筋コンクリート造6階建・延床面積約2,800㎡)
建物点検実績 【実例91】 マンション
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Before
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After
1.点検概要🏗️ 📍 点検目的 ・ 施工後10年経過したことに伴い、外壁・屋上防水・シーリングなどの経年劣化状況の把握、雨水侵入リスクの有無確認、 今後の中期修繕計画・外壁再塗装計画の判断資料とするため 📍使用機材:4K カメラ搭載ドローン(DJI製 AIR3シリーズ〕 2.点検実施状況 📍屋上防水層(シート防水・保護塗装)の赤外線撮影・可視光確認。 📍 外壁タイル・シーリング・手すり根元部の目視及び赤外線解析による浮き・亀裂確認。 📍 バルコニー・排水ドレン・雨樋の排水機能確認及び詰まり調査。 📍特別対策 ・ 隣接建物との距離が近く、通常ドローン飛行が制限されるため、上空ドローン+地上ポールカメラ併用点検を実施。 ・ 外壁タイル面については、朝方(放射冷却後)と午後(日射後)に2回赤外線撮影を実施し、タイル浮き・内部空隙を 温度差解析で高精度に検出。 3.点検結果💡 📍 外壁タイルの一部(北面3階付近)で浮き反応を確認。 📍 屋上防水層に表面のチョーキング・軽微な膨れを確認。 📍 バルコニー排水ドレン付近で汚泥・落ち葉による部分的な詰まりを確認。 4.効果✨ ・ 足場を設けずに、高所外壁・屋上を安全に点検可能。 ・ 赤外線解析で外壁内部の浮き・防水層下の水分滞留を非破壊で検出。 ・ 劣化部位をデータ化し、修繕優先度を客観的に判断可能。 ・ 築10年時点での劣化傾向を把握し、今後の大規模修繕計画立案に活用。
