愛知県内分譲マンション(築35年・鉄筋コンクリート造8階建・延床面積約4,200㎡)

建物点検実績 【実例93】 分譲マンション

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1.点検概要🏗️  📍点検目的  ・ 長期仕様に伴う外壁・屋上・バルコニーなどの劣化状況を把握。タイル浮き・防水劣化・構造ひび割れ等のリスク評価を実施。    今後の大規模修繕・改修・建て替え判断の基礎資料とする。  📍使用機材:4K カメラ搭載ドローン(DJI製 AIR3シリーズ〕 2.点検実施状況  📍 屋上防水層(アスファルト防水)の赤外線・可視光撮影による劣化・膨れ調査。  📍 外壁タイル。モルタル部の赤外線解析による浮き・剥離・亀裂確認。  📍 バルコニー防水層・排水ドレン・手すり根元部の漏水・腐食確認。  📍特別対策  ・ 築年数が長く外壁の一部に剥落リスクが見られたため、足場を設置せず安全距離を確保したドローン近接撮影+赤外線撮影を実施。  ・ 北面外壁は日照差による御判定を避けるため、早朝と日中の2回撮影を行い、温度変化による浮き反応の確定診断を実施。 3.点検結果💡  📍 南面4〜6階部分の外壁タイル一部で広範囲の浮き反応・一部剥離を確認。  📍 屋上防水層に多数の亀裂・表面膨れ・紫外線劣化(チョーキング)を確認。  📍 バルコニー手すり根元及び笠木部の金属腐食・錆汁跡を確認。 4.効果✨  ・ 足場不要で高所・老朽部も安全かつ短時間で点検可能。  ・ 赤外線解析により内部空隙・水分滞留などの潜在劣化を非破壊で把握。  ・ 劣化範囲を定量化し、大規模修繕・部分補修の優先順位を明確化。  ・ 長期修繕計画・建て替え判断の客観的資料として活用可能。