岐阜県内マンション(築50年・鉄筋コンクリート造6階建・延床面積約3,500㎡)

建物点検実績 【実例94】 マンション

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1.点検概要🏗️    📍 点検目的  ・ 長期使用による外壁・屋上防水・バルコニー・共同部構造の劣化状況把握。  ・ 漏水、タイル剥離、構造劣化などのリスク評価。  ・ 今後の建て替え、大規模修繕・部分補修の判断資料とする。  📍使用機材:4K カメラ搭載ドローン(DJI製 AIR3シリーズ〕 2.点検実施状況  📍 屋上防水層(アスファルト防水+保護モルタル)の赤外線撮影・可視光撮影による膨れ・亀裂調査。  📍 外壁タイル・モルタル部・シーリング目地の赤外線解析による浮き・剥離・亀裂確認。  📍 バルコニー手すり根元・雨樋・排水ドレンの腐食・水漏れ・排水不良確認。  📍特別対策  ・ 老朽化に伴い外壁・屋上の剥落リスクが高いため、足場を設置せずドローンによる無接触点検を実施。  ・ 北面外壁・共用廊下は日照が少なく赤外線温度差が小さいため、早朝・午後の2回脱営で温度差解析を実施し、    浮き・剥離箇所を精度高く特定。 3.点検結果💡  📍 外壁タイルの広範囲浮き・一部剥離を確認。  📍 屋上防水層に複数の亀裂・表面膨れ・摩擦を確認。  📍 バルコニー手すり根元・笠木部の金属腐食・錆汁跡を確認。    4.効果✨  ・ 足場を設置せずに高所・老朽部を安全に点検可能。  ・ 赤外線解析で内部空隙や水分滞留などの潜在劣化を非破壊で把握。  ・ 劣化部位の範囲を定量化し、大規模修繕・建て替えの優先順位を明確化。  ・ 老朽化進行状況を記録することで、将来の修繕計画・コスト見積もり精度向上。