愛知県内火力発電所（築20年・鉄骨造・鉄筋コンクリート造混構造・延床面積約15,000㎡）

建物点検実績　【実例９６】　火力発電所

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１．点検概要🏗️ 　📍 点検目的 　・　発電所建屋・ボイラー塔・煙突・冷却設備などの外壁・屋根・防水・鋼構造の経年劣化状況確認。 　・　腐食・ひび割れ・水漏れ・塗装劣化などのリスク評価。 　・　今後の定期保全計画・大規模改修計画の判断資料とする。 　📍使用機材：4K カメラ搭載ドローン（DJI製　AIR3シリーズ〕 ２．点検実施状況 　📍 ボイラー棟・制御室棟・冷却塔屋根の赤外線・可視光撮影による防水層・屋根鋼板の劣化確認。 　📍 外壁（RC打ち放し・鉄骨部塗装面・シーリング目地）の赤外線解析。 　📍 配管支持構造・バルコニー・排水ドレン・雨樋の腐食・劣化・排水不良確認。 　📍特別対策 　・　高温区域・火気設備付近の立入制限により、ドローン点検で非接触点検を実施。 　・　鋼構造部の腐食確認は、赤外線解析＋現場温度補正を組み合わせて、誤判定を防止。 　・　煙突・高所タンクは作業者の安全確保のため、飛行ルート・作業範囲を事前策定し、立入禁止区域を明確化。 ３．点検結果💡 　📍 屋根鋼板の塗膜剥離・錆の発生を複数箇所で確認。 　📍 外壁RC部にヘアクラック・一部モルタル浮きを確認。 　📍 冷却支持構造・排水ドレン部の錆・腐食痕跡を確認。 ４．効果✨ 　・　高所・危険区域でも足場なしで安全に点検可能。 　・　赤外線解析により内部水分・腐食の潜在劣化を非破壊で把握。 　・　劣化箇所をデータ化することで、補修計画・優先順位付けが容易に。 　・　点検記録を蓄積し、長期保全計画や大規模改修のコスト見積精度向上に貢献。