愛知県内屋外スタジアム(築25年・鉄骨造・鉄筋コンクリート造混構造・延床面積約20,000㎡)
建物点検実績 【実例97】 屋外スタジアム
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Before
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After
1.点検概要🏗️ 📍点検目的 ・ 客席スタンド・屋根・外壁・屋上・バルコニーなどの経年劣化状況の把握。 ・ 漏水リスク、鋼構造部の腐食、塗装劣化、コンクリートひび割れなどの潜在リスク評価。 ・ 今後の大規模修繕・保全計画・安全対策の判断資料として活用。 📍使用機材:4K カメラ搭載ドローン(DJI製 AIR3シリーズ〕 2.点検実施状況 📍 スタンド屋根・観覧席屋根・屋上防水層の赤外線・可視光撮影による膨れ・腐食・水分滞留の確認。 📍 外壁(RC打ち放し・金属サイディング・シーリング目地)の赤外線解析によるひび割れ・浮き確認。 📍 バルコニー・通路・排水ドレン・雨樋の排水不良・錆・腐食の確認。 📍特別対策 ・ 高所・大スパン屋根のため、ドローン点検を中心に安全距離を確保した非接触点検を実施。 ・ 客席周辺及び通路は、観客立入制限区域を設定し、人や車両に影響のない飛行ルートを事前策定。 ・ 屋根材や金属部の温度差による誤判定を避けるため、午前・午後の2回の赤外線撮影で浮き・腐食箇所を精度高く特定。 3.点検結果💡 📍 屋根鋼材の塗装剥離・錆・ボルト緩みを複数箇所で確認。 📍 外壁RC打ち放し・タイルの浮き・クラックを南北面で確認。 📍 排水ドレン・雨樋の部分的な詰まり・腐食跡を確認。 4.効果✨ ・ 高所・広範囲のスタジアム構造物も足場なしで安全に点検可能。 ・ 赤外線解析で、表面から判断できない水分滞留や内部腐食を非破壊で把握。 ・ 劣化箇所のデータ化により、補修計画の優先順位を明確化。 ・ 定期点検記録の蓄積で、長期保全計画や大規模修繕コスト予測の精度向上。
