三重県内道路橋(築35年・鉄筋コンクリート+鋼桁構造)

建物点検実績 【実例98】 道路橋

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1.点検概要🏗️  📍 点検目的  ・ 桁・橋脚・橋台・床版・伸縮継手の経年劣化状況の把握  ・ 鋼材腐食・コンクリートクラック・水たまり・防水層劣化などの潜在リスク評価。  ・ 今後の補修計画・長寿命化計画・維持管理計画の基礎資料とする。  📍使用機材:4K カメラ搭載ドローン(DJI製 AIR3シリーズ〕 2.点検実施状況  📍 桁上・床版・橋脚の赤外線・可視光撮影によるコンクリートクラック・浮き・劣化の確認。  📍 鋼桁・支承・伸縮継手の錆・腐食・固定状況の確認。  📍 床版排水・橋面防水層・雨水排出口の排水機能及び劣化状況確認。  📍特別対策  ・ 高所・車道下空間を含むため、ドローン飛行で非接触点検を実施。  ・ 車両通行を伴う場所では、交通規制・夜間作業で安全確保。  ・ 鋼構造部の温度差による誤判定を避けるため、早朝・午後2回の赤外線撮影を行い、浮き・腐食箇所を精度高く特定。 3.点検結果💡  📍 鋼桁の塗膜剥離・局所的錆の進行を複数箇所で確認。  📍 床版コンクリートのヘアクラック・一部浮き・表面剥離を確認。  📍 橋面排水口・伸縮継手の詰まり・劣化を確認。 4.効果✨  ・ 足場を設けずに高所・橋下空間の点検を安全に実施可能。  ・ 赤外線解析により内部クラックや水分滞留などの潜在劣化を非破壊で把握。  ・ 劣化箇所のデータ化により、補修優先順位や長寿命化計画の策定が容易。  ・ 定期点検記録の蓄積で、維持管理計画や補修コスト予測の精度向上。