愛知県内一般住宅(築30年・木造3階建)

建物点検実績 【実例101】 一般住宅

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1.点検概要🏗️  📍点検目的  ・ 屋根・外壁・防水層の老朽化進行状況を詳細に把握し、全面リフォーム及び長期修繕計画の検討資料とする。  📍使用機材:4K カメラ搭載ドローン(DJI製 AIR3シリーズ〕 2.点検実施状況  📍 屋根瓦・棟板金の可視光及び赤外線撮影による破損・腐食箇所の特定。  📍 外壁モルタル及びサイディングのクラック・剥離・膨れの確認。  📍 バルコニー及び屋上防水層、雨樋の詰まりや劣化状況の点検。  📍特別対策  ・ 建物周辺が住宅密集地で飛行制限があるため、国交省包括申請の許可範囲内で飛行計画を作成し、安全確認後に点検実施。  ・ 3階建てで高さがあるため、赤外線カメラの角度を調整し、屋根面・壁面の温度分布を正確に取得。  ・ 強風対策として、低風速(5m/s以下)を確認した時間帯に限定して飛行。 3.点検結果💡  📍 屋根瓦に破損・欠け・ズレが多数確認され、棟板金部分では腐食及び一部浮きあがりが見られた。  📍 外壁全体に幅1.0mmを超える大規模クラックやモルタル剥離箇所が散見され、下地の防水層露出を確認。  📍 バルコニー及び屋上防水層ではトップコートの剥離・ひび割れ・雨水滞留が確認され、排水不良の兆候あり。 4.効果✨  ・ 足場を設置せず、安全かつ短期間で全面点検を実施できた。  ・ 赤外線解析により屋根下地の水分反応を可視化し、漏水リスク箇所を特定。  ・ 劣化範囲を定量的に把握し、全面リフォーム・改修工事の優先順位決定に活用可能。  ・ 定期的な空撮記録を基に、経年劣化の進行度を継続的にモニタリングできる体制を構築。